2017年11月20日月曜日

新たな発信、こんにちは!


田代島での来春からの本格的な活動に備えて、
インターネットでの情報発信もさまざま準備中です!
ぜひ、こちらもご覧ください!!

2017年9月29日金曜日

田代島の価値を低める情報発信に反対

田代島の玄関口に週刊誌のスキャンダル記事を張り続ける行為に反対します。

現時点では、田代島へ来島する多くの方が観光目的の方々ですので、観光地田代島としては「イメージ」は特に重要ですね。
せっかく来てくださった観光客のみなさんに、島の玄関とも言える港で「イエロー・ジャーナリズム」と非難されるような週刊誌の、田代島のイメージを悪くするような記事を張り出しておくのは、島として得策とは思えなません。島の住人の行いとして如何なものかと思わざるをえません。
この週刊誌張り出しの行動に、反対の意を表します。

ウィキペディアにおける「週刊誌」というメディア全般の定義を見ると、以下のような内容です・・・

「国会議員や官僚が辞任・辞職に追い込まれる女性スキャンダルや新聞社・テレビ局の不正行為は週刊誌の報道を契機に表面化することが少なくないが、質の悪い見出しや著名人の私生活を暴く報道や不安を煽る報道などが多いため、「イエロー・ジャーナリズム」と非難されることもある。
「週刊誌的」「週刊誌のような」と表現する場合、「センセーショナリズム」「スキャンダリズム」「覗き見趣味」「いい加減な情報」などのネガティブなイメージを伴うことが多い。正社員ではない契約記者、嘱託記者、新聞記者のアルバイト原稿などの無署名記事や匿名証言が多いため「記事の信憑性が低い」「責任の所在があいまい」と批判されることがある。[要出典]
1980年代に100万部を発行する週刊誌もあったが、現在ではフリーペーパーやインターネットの普及に加え、読者の多くを占めていた団塊世代の大量退職もあり、[要出典]多くが発行部数を大きく落として採算割れをする週刊誌も出ている。2008年12月には読売新聞社の『読売ウィークリー』(旧『週刊読売』)が休刊になった。かつて「独占スクープ」「独占告白」「ヘアヌード」「少年犯の顔写真公開」「法廷内写真公開」などで注目を集めた週刊誌は転換期を迎えつつある。
2010年代に入って、インターネット、特にスマートフォンの普及が週刊誌離れに拍車をかけているという見方がある。そのような状況下において、誹謗中傷中国韓国への煽情的ともとれる報道がなされ、その見出しが電車の中吊り広告などに堂々と出ている状態を懸念する声もある。」(以上、ウィキペディアより引用)

以上
現在の出版社さんが、部数激減に伴い金庫が火の車であり・・・経費削減のおり人員も減り、記事の信ぴょう性に関してどれくらい検証できているか・・・それが新聞ならまだしも、週刊誌ともなればどうでしょう。
このように書けば、週刊誌の業務従事者の方に失礼かもしれませんが、医療でも、食品でも、交通でも、少子高齢化の影響も受けて日本の至る業界で、作業の効率化のための質の低下が起きておる実情を我々は目にしています。命に直接関わる現場でも起こるのですから、週刊誌でも起こり得ることでしょう。


一般的に見て、イエロージャーナリズムである週刊誌の記事を観光地の玄関口に貼ること自体が、観光地に不利益をもたらす下品な行為であると考えますが、田代島に今貼られている記事の内容に限って言えば、根拠の無い、憶測のみで書かれた事実と違う内容がほとんどの記事であるので、さらに問題です。
後に、この記事の内容が事実と反すると明らかになった際に、この記事を書いた人、それを張り続けた人はどうやって責任を取るのでしょうか。他人事ながら怖くなります。

その記事では、特定の政治家さんを、特定の宗教組織と関連付けたりもしていますが、ここは、NPO法人 石巻・田代島しまおこし隊におけるネット上のネガティブな情報に対応するための広報のブログですので、しまおこし隊のことに関してだけ書くことにします。
さらに、このブログの目的は、どなたか、またはどこかの組織を攻撃する事ではなく、自分たちに関する誤情報の訂正、反証が目的ですので、できるだけ他の方の固有名詞を出さないで書くことにします。

記事では、我々しまおこし隊が、特定の宗教組織と関係があると書かれています。
関係がある・・・というのは曖昧な表現です。
インターネットや経済で世界中がつながっている現在、この同じ地球にあって関係が無いものの方が少ないといえるでしょう。

そういった中で、社会的に、ある組織と組織が「関係がある」と言った場合には、
・両組織間で金銭の授受がある
・両組織の首脳陣が共通の人物である(一方の役員が、もう一方でも役員であるとか)
・一方の組織が、もう一方の組織の活動を指導する関係にある
こういう関係がある場合に、「関係がある」というべきであると考えますが、しまおこし隊と指摘されている宗教組織にはいずれの関係もありません。

現代の社会人が、社会的に「関係がある」旨を指摘するなら、上記の3項目、もしくはその他でも社会的に「関係がある」と言えるだけのしっかりした関係性において、根拠・証拠もを持って発言すべきであると思いますが、今回張り出されている記事は、確たる根拠も無いまま、漠然と関係がありそうだな〜という事だけで書かれている記事にしか見えません。



<間違い情報がインターネットでも拡散中>

このような、根拠の無い記事を核にしてに、ネット上でさらに根拠を明示しない情報を追加して膨らまし、その間違えばかりの雪だるま情報を拡散している状態が続いています。
さらに、その間違った拡散情報を根拠として、SNSでしまおこし隊の活動を非難する方がいらっしゃることは本当に悲しいことです。
週刊誌に書かれた無責任な記事が、社会的な後ろ盾になると、本気で思わないでください。
あとで、大きな後始末がやってくることになります。その前に気づいてください。
もし、私たちを非難する記事を書いてしまっている方が、このブログをご覧になられましたら、もう一度、全体の情報を冷静な目で読み直してみてください。
どこかに、しっかりとした根拠の情報がありますか? 流言飛語の類を鵜呑みにして書かれているものでは無いでしょうか? みんなが言っているから真実なのではありません。
そのような流言飛語に惑わされて、あなたも間違いを拡散しているとしたら、その責任をどのように取られますか。大変なことです。もう一度、ご確認ください。


※ 「間違い情報」とは、発信した人の誤認で、事実と違う情報を、そうとは知らずに発信している情報。
「ウソ情報」とは発信している人がそれを真実では無いと知りながら、つまり、これを言うと自分はウソを言っていると知りながら発信している情報です。
現在、私たちに対する誤った情報を発信している人が、「間違い情報」を発信しているだけであると思いたいです。何かの勘違いで、そう思ってしまって、良かれと思って発信しているだけであると思いたいです。そうすれば、間違いに気付けば、握手して協力する仲間として転換できます。

2017年8月25日金曜日

専用ブログ開設のお知らせ


 この度、NPO法人 石巻・田代島しまおこし隊(以下、ITS)の広報メディアとして、本ブログを開設いたしました。
わたくしたちITSのプロデュースするプロジェクト「海洋学習ヴィレッジ WAQUA田代島」のWEBサイトでは、主に田代島におけるプロジェクトの進行状況をご報告させていだだき、しまおこし隊のその他の活動やご報告については、このブログを中心に情報を発信させていただきたいと思います。
 あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします。

 わたくしたちのご説明が足らないため、現在、特にインターネット上で、わたくしたちの活動に対して大きな誤解を伴う誤った情報が発信されております。
 この、事実と異なる情報の発信により、多くの関係者のみなさまにご迷惑をおかけてしまっております。
 この状況に対しまして対策をとって、ご迷惑をかけてしまっているみなさまの信頼回復、またわたくしたち自身の信頼回復にも努めてまいります。

 「田代島の復旧・復興はすでに完了している」・・・ということを発信されている方もいらっしゃいますが、現実的に、田代島の大泊における震災後の港の護岸工事もまだ終了しておりません。2017年春にも完了の予定が、夏になり、年末になりと、遅れている状況です。
 この事実一つを見ても、復旧すら終了とは言いがたいと思います。ましてや、復興が完了しているとは・・・。
また、島の人口に関して見れば、最盛時に2,000人であった状況が、現在は50人とも40人とも言われている人数で、島には子供は住んでおらず、高齢者率が本土の倍ほどもある状態です。島では毎年のように人口は減っていく傾向です。
 このような、無人化に向かう状況下でどうして復興が完了しているなどと言えるのでしょうか? 
 田代島の復興が完了していると発言し発信している方は、わたくしたちに関して根拠のない事実と異なる情報を拡散している方なので、こちらでも触れさせていただきました。
 田代島には、まだたくさんの支援が必要であり、同様に石巻や津波の被害地の復興にも、まだまだエネルギーが必要です。災害のない地域でも少子高齢化等によって活力が失われている現在ですから、被災地域により必要なのはいうまでもないことです。


 わたくしたちに関する、事実と異なる情報がネット上で広がるのを見ながら、自らもネット上にある情報を迂闊に信じて、他の方に共有をすることがないように、改めて注意しないといけないと感じています。自分が善意の方々の行動の妨げとなっている可能性を考えると、とても恐ろしい事であるなと痛感しております。

 最後になってしまいましたが、全国で寄付に参加いただいているみなさまに、改めまして御礼申し上げますとともに、引き続きの応援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

市民のみなさまへのご説明 <平成29年7月6日付 共社第163号>

宮城県環境生活部共同参画社会推進課よりいただいた、市民への説明の要請通知
<平成29年7月6日付 共社第163号> に対するご説明内容のPDF書類を以下のURLから取得できるようにいたしました。

https://1drv.ms/b/s!AlP1ugyXd9bFecSHGKnHvYT3I-g

以下、PDFの内容を、ブログ記事に転載します。
(PDFの内容は、宮城県環境生活部共同参画社会推進課さんへの提出書面の体裁をとっており、冒頭のご挨拶部分を省略したものを下記に記しております)


NPO 法人 石巻・田代島島おこし隊(以下「しまおこし隊」と略表記します)の所轄庁でありご指導をしてくださる立場の「宮城県環境生活部共同参画社会推進課 NPO・協働社会推進班」さんより、この度、下記のようなご説明要請をいただきましたので、この記事にて市民の皆様にご説明、ご報告させていただきます。

2016年度活動ご報告データ

わたくしたちの組織や活動をご報告する資料です。

・2016年度の活動ご報告書類
https://1drv.ms/f/s!AlP1ugyXd9bFbNg62j0ldD3YDZc

・当法人の定款
https://1drv.ms/f/s!AlP1ugyXd9bFdY2TZY9Wtz-yclc

【ご注意ください】
上記にアップロードしてあるファイルは、マイクロソフト社製のソフト「オフィス」を使って作成しております。ファイルをご覧いただく際にはそれらのファイルを閲覧するためのアプリケーションソフトが必要な場合があります。
予めご了承ください。

防潮堤のこと(リンク)